明けましておめでとうございます。
年賀状を作成されて、書き損じのものがありましたら
事務局へご寄付をお願いいたします。
ちりもつもれば何とやらで、
通信運搬費の切手代を減らすことができます。
よろしくお願いいたします。
NPO法人全国ことばを育む会事務局長 田嶋惠美子
全国言友会連絡協議会「連続セミナー」のお知らせ
NPO法人全国言友会連絡協議会が、下記の内容のセミナーを開催します。
当会にご案内がありましたのでご紹介します。
テーマ 『吃音者の人権と合理的配慮を考える』
講演者 菊池 良和(九州大学病院耳鼻咽喉科医師、医学博士)
主催 特定非営利活動法人 全国言友会連絡協議会
日時 2015年 12月 6日 (日) 11:10~13:10
場所 コングレスクエア中野(東京都中野区中野4丁目10?2)
定員 100名(先着順)
参加費 無料
詳細と申込みは以下からお願いします。
内閣府平成27年度障害者週間「連続セミナー」
2014年度には、
加藤 碩様 佐方嘉彦様 田嶋惠美子様
野木 孝様 南前洋子様 山本サトヨ様
より、ご寄付をいただきました。感謝申し上げます。
2015年度上半期には、
佐方嘉彦様 田嶋惠美子様長谷川英様
濱崎かめよ(故)様 山本サトヨ様
より、ご寄付をいただきました。感謝申し上げます。
濱崎かめよ(故) 様はわが国初の「ことばの教室」を開設された濱崎健治先生の奥様です。
濱崎健治先生は昭和28年に仙台市立通町小学校に「ことばの教室」を開設されました。昭和33年4月には5年間の実績を認められ、文部省より言語障害特殊学級として認可されました。(詳しくは、『50年のあゆみ』第1章第1節をお読みください。)
先般ご逝去されたおりに、ご令嬢川嶋洋子様が、ご意志を受けご寄付下さいました。
濱崎かめよ様のご冥福をお祈り申し上げます。
理事長 加藤 碩
2015年9月24日
安保法制成立への抗議声明-障害分野から
特定非営利活動法人
日本障害者協議会役員一同
9月19日未明、安保法案(11法制=海外派兵を可能とする「国際平和支援法」と自衛隊法改正案など10の改正案を一つにまとめた「平和安全法制整備法」)は、多くの国民が反対や疑問を表明しているにもかかわらず、民主主義を大きく踏みにじる形で、強行採決・可決された。これは、政治や政党というレベルをこえて、すべての人の人権にかかわる極めて重大な問題であり、権力の暴走である。
戦争は人間のいのちと尊厳を破壊する。日本国憲法は戦争への歴史的な反省の上に、平和と民主主義を根底にすえ、第25条はじめ、人として平等に生きるための権利を謳っている。昨年、政府が批准した障害者権利条約も平和な世界のもとでしか実現することはできない。
私たちは8月28日、500名をこえる参加者のもと憲政記念館で「戦後70年と障害者」を成功させた。そこでは、聴覚、視覚、肢体障害のある戦争体験者の貴重な報告を受け、「戦争は最大の暴力であり、障害者をつくり出す最たるもの」「戦時下、非国民、ごくつぶしといわれ人間扱いされなかった」「沖縄戦の心の傷は深く、ベトナム、イラク、福島の今に問われる」など、戦争の悲惨さに向き合い、決して忘れることなく、平和を守りつづけていくことを胸に刻んだ。
また、ナチスドイツが600万人を越えるユダヤ人大虐殺以前に、その実験台として障害者20万人以上を「安楽死」させていた事実も明らかになった。
社会や戦争の「役に立つ」かで人間を価値づける考え方は、障害者だけでなく、患者や高齢者など社会的弱者を切り捨て、生命さえも奪っていく。
すべての人には絶対的な尊厳があり、幸せに生きていく権利がある。いのちと人権を破壊する「戦争の論理」は再び復活させてはならない。
国会前や全国各地で戦後最大規模の意見表明行動が広がり、安保法制成立後もその声は各地域で広がり続けている。憲法を守り、民主主義を守ってきた戦後70年の積み重ねの上で、学生や高校生、学者やママたち、高齢者や障害者もそれぞれの表現で「安保法案反対」「民主主義を守れ」「国民の声を聞け」と訴えている。
私たちは、いのちと尊厳を守る立場で、安保法制の強行に断固抗議する。そして、平和を願うすべての人びとと連帯し、戦争をしないと世界に約束した憲法9条の堅持を高く掲げ、平和と民主主義を守り、戦争への関与を断じて許さない姿勢を貫いていく所存である。
軽度・中等度難聴児の補聴器購入助成で、厚労省に申し入れ
NPO法人全国ことばを育む会の加藤 碩理事長、池田幸男事務局員は、6月12日厚生労働省の係官と面会し、別紙の申し入れ書を手渡して、約一時間にわたって懇談しました。
厚労省からは、和田淳平人材養成・障害認定係長、杉渕英俊自立支援振興室社会参加支援係長が出席。
身体障害者福祉法では、聴力レベルで、障害者と認められていないが、難聴のために補聴器を装用しないとことばの獲得が遅れ、学力の向上や学校生活に大きなハンディキャップをもつ子ども達のために、国として補聴器購入のための助成制度を確立してほしい。
約80%にまで自治体の助成制度は広がってきたが、地域的な間バランスは埋まっておらず、障害認定においても、従来の数値で線を引いてしまわずに、国際生活機能分類(ICF)の考え方を導入し、「障害者権利条約」の批准にふさわしい対応をすすめていくべきだと訴えました。
日本障害者協議会から下記のように「えほん障害者権利条約」の紹介がありました。
本日、藤井克徳代表の「えほん障害者権利条約」ができあがりました。
「えほん」は、小学生の心の中にも権利条約の基本理念が自然に
浸透していくようなわかりやすい文章と絵(版画)になっています。
大人向けの解説も別途付いており、子どもから、上は年齢制限
なしにお読みいただけるものになっています。
あらためて、みなさまにご購入およびご周知ご協力のお願いを申し上げます。
JDでも取り扱っています。
10部以上を一括してご購入いただける場合は、以下のように割引きを
いたします。
☆定価 1冊1500円+税8%=1620円のところ、
1)10冊~19冊 定価+送料サービス
2)20冊~49冊 1割引(@1458円)+送料サービス
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もし購入希望が10部以上になりましたら
とりまとめて注文し、総会時にお渡ししたいと思います。
購入希望がありましたら、事務局宛にお知らせ下さい。
NPO法人全国ことばを育む会事務局長 田嶋惠美子