みなさま
NHKラジオ番組「きいて、きかせて」のご案内です。
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視覚と聴覚の両方に障害がある盲ろう者。
日本では推定14000人以上ですが、
法的な定義づけもなく、情報入手にも大きな制約がある中、
孤立している人は少なくありません。
その本音に迫る「盲ろう者のための本音ラジオ」。
盲ろう教育、盲ろう者の社会参加、差別の解消など、
語るべきことはたくさんありますが、今回のテーマは、
「もっと毎日を楽しみたい」でした。
ゲストは3人の魅力的な盲ろう者。
「“おしゃべり”が大好き!」と語る25歳の女子、荒(あら)美有紀さん、
生まれつき視覚と聴覚に障害がありながらも大学に進学した22歳の森敦史さん、
2人の“お父さん”のように場を明るく盛り上げる東京大学教授の福島智(さとし)さん。
みなさんの“おしゃべり”は、さわる手話「触手話」や、
指と指を重ねて伝える「指点字」など、
通訳介助のみなさんを通しての会話でした。
この夏、新幹線での1人旅に挑戦し、「鉄道が大好き!」という森さんに、
「見えなくて、聞こえないのに、どこが面白いのかな?」と福島さん。
荒さんからもさらなる質問が。森さんの意外な答えは・・・?
放送は昨晩24日(日)の夜、19:30からでしたが、
全文テキスト公開が8月31日の朝8時から、また、
再放送は同じく31日の朝7時半からあります。