文部科学省ヒアリング出席23年7月24日~岩手県親の会山下明さん発表~
2011.8.16
奥州市水沢区ことばを育む親の会山下明 言語障害(構音障害)の子どもの教育に期待すること 冒頭部分
【構音障害について】
長男が構音障害をもち、ことばの教室に通級していましたので、その保護者としてお話させて戴きます。長男は、特に「ら行」「が行」「さ行」の発音がはっきりしないために、ことば数が少なくなり、いじめはありませんでしたが、ことばでの表現がとても苦手になりました。発音がはっきりしないタイプには3つあります。置換タイプは「おさかな」を「おしゃかな」「おちゃかな」と発音できない部分を置換えます。省略タイプは「らっぱ」を「あっぱ」と発音できない子音を省略します。ひずみタイプは舌の動きにねじったり盛り上げる癖があるため「キ」が「チ」や「ギ」に近い発音になります。
他に「ボ、ボ、ボクハ、オ、オ、オニギリガ、ス、ス、スキナンダナァ」など山下清画伯のようにど
もってしまう吃音の児童や難聴のために発音が不明瞭になる児童も含めことばの教室の教員に大変お世話になっています。
良く噛むことや、生活習慣による心の安定も大切なことので、栄養教諭や養護教諭の先生方にもお世話になっております。 >> 全文 PDF161KB