岡山県ことばを育てる親の会と岡山県教育委員会との平成25年度の話し合いが行われました。
これには県下の親の会の役員、事務局が参加。県教育庁からは、特別支援教育課総括副参事 山岡 各史さんら3名が応対していただきました。
最初に県親の会岡野一保美会長が、要望書を提出しました。
要望書では
①倉敷市では通級指導を2年間を目標とするなど、通級が受けづらくなる状況が生まれていることや、週一回の指導ができないなどの事態が起きており、教員の増員を図って下さい。
②子どもたちの生活圏内で指導が受かられるように指導教室を増やしてほしい。
③自校通級を図ってほしい。
④中学校に通級指導教室を広げてほしい。⑤通級指導教室の広報の強化
⑥教員の研修の充実
⑦高等学校での特別支援教育の推進
を求めています。
各保護者からは「倉敷市では通級が2年と制限されると聞いて不安になっている。必要な子どもには期限を設けずに指導してほしい」「通級するのに、往復時間を含めると3時間もかかってしまう。身近なところに教室をつくってください」「通級を希望する子どもたちが増えて週一回の指導が受けられない。先生を増やしてほしい」「岡山市には一校しか中学校の教室がない。倉敷市のようにサテライト教室をつくってほしい。早島にも中学校の通級が必要」など切実な声が出されました。
これに対して、岡山県教育庁義務教育人事班川上慎治総括副参事は「通級指導教室を希望する保護者が増えているが、それに十分岡山県教育委員会が応えられていないのは事実。今日、保護者の皆さんの切実な声を聞かせていただき、その声を踏まえて、しっかり対応していきたい」との力強いお答えをいただきました。
この話し合いには、会員校ではない、岡山市の親の会の方々も参加いただきました。ありがとうございました。
これからも粘り強く訴えていきたいと思いました。この申し入れには、森脇ひさき県議会議員が同席していただきました。