投稿者「田辺昭夫」のアーカイブ

福島県から朗報 聴覚障害者のバスケ世界選手権に選ばれる

deeいつもお世話になっています。朗報が入りましたのでお知らせいたします。本会の副会長のご子息が最年少で、聴覚障害者のバスケット世界選手権の日本代表に選ばれました。現在県立聾学校高等部2年生です。選出時は、1年生でした。親子で、家族全員で彼を支え、月に数回県外のクラブに参加して練習に励んでの日本代表です。県内では、民放各局とNHKの取材を受け放映されました。福島県としても、彼を全面的に応援していきたいと思います.                              理事 佐伯 英俊

えほん障害者権利条約が出来ました。

日本障害者協議会から下記のように「えほん障害者権利条約」の紹介がありました。
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本日、藤井克徳代表の「えほん障害者権利条約」ができあがりました。
「えほん」は、小学生の心の中にも権利条約の基本理念が自然に
浸透していくようなわかりやすい文章と絵(版画)になっています。
大人向けの解説も別途付いており、子どもから、上は年齢制限
なしにお読みいただけるものになっています。
あらためて、みなさまにご購入およびご周知ご協力のお願いを申し上げます。
JDでも取り扱っています。
10部以上を一括してご購入いただける場合は、以下のように割引きを
いたします。
☆定価 1冊1500円+税8%=1620円のところ、
1)10冊~19冊 定価+送料サービス
2)20冊~49冊 1割引(@1458円)+送料サービス
3)50冊以上 2割引(@1296円)+送料サービス

もし購入希望が10部以上になりましたら
とりまとめて注文し、総会時にお渡ししたいと思います。
購入希望がありましたら、事務局宛にお知らせ下さい。
NPO法人全国ことばを育む会事務局長 田嶋惠美子

中国ブロック代表者会議が開かれました

平成26年度中国ブロック各県代表者会議を,2月21日(土)22日(日)の2日間にわたり行いました。IMG_2980
初日には,広島女学院大学の山下京子先生による講演会を開催しました。講演会では,全国のユニバーサルデザインに対する取り組みの現状と,広島女学院大学における教育のユニバーサルデザイン化についてお話をしていただきました。
2日目には分科会を開きました。コスモス部では「親の会の現状と課題」について話し合いました。全体を3つに分け,それぞれ各県の親の会の取り組みについて意見交換をしました。たんぽぽ部では,国泰寺中学校の向井浩之先生による「進路について」のお話の後,質問・意見交換会を行いました。

初の東海・北陸ブロック会開催される

2月28日から3月1日にかけて、今年度から東海ブロックと北陸ブロックが1つのブロックになり、初めての東海・北陸ブロック会が開催されました。
岐阜県言語障害児をもつ親の会が幹事となり、岐阜県高山市グリーンホテルを会場に設定。全国ことばを育む会事務局、静岡県ことばと心を育む会、長野県・きこえ・ことば親の会、富山県いずみの会が参加。そして、地元の岐阜県言語障害児をもつ親の会からは、会員のお母さん方・療育センターやことばの教室の担当者・事務局と多数の参加がありました。

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総勢大人20名子ども4名の24名が集うことができました。療育センターの担当者が保育をして下さったので、お母さんたちも、安心して集中して会に臨むことができました。
吉岡ブロック担当理事の開会のことばに始まり、自己紹介、各県からの今年度の活動状況や課題の報告(参加できなかった福井県せせらぎ会からも文書報告有り)、全国事務局からは「難聴・言語障害教育の現状と課題-3つの調査結果から-」「各県の補助事業の動向」「パンフレット購読の全国県別データー」の報告、沢山の情報交換をすることができました。集うことによって、自分の所属している会以外の活動状況や、県の状況などを知ることができるのは、明日からの活動の力につながっていくと思います。

参加者から、「自宅以外で泊まることができないと思っていましたが、療育キャンプ参加者は、障がいのある子を理解してくれる人たちなので、思い切って参加。我が子がよそでも泊まれるという自信をもらえ、子どもが生まれてから、初めて実家にも泊まりがけででかけることができました。」「お母さん同士が垣根を作らずに話すことができるのが親の会のいいところ」など、具体的な親の会のよさを伝えていただきました。最後に平成27年度の事業を報告しあい、次年度のブロック会は長野県が幹事ということを確認し、ブロック会は終了しました。
IMG_0376 (2)dde夜の懇親会、次の日の、高山陣屋・朝市・古い街並みの散策とさらに参加者の交流は深まり、幹事役の岐阜県言語障害児をもつ親の会の皆様に感謝いたしますm

2月7日~8日九州ブロックで研修会

九州ブロックでは、2月7~8日に、佐賀県古湯温泉においてブロック研修会を開催しました。昨年度から一泊研修を定例化しており、じっくり時間をかけて、親の会の今や、あり方などを話し合う機会としています。
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まず各県親の会から近況を報告願い、課題などを出し合います。そこへのアドバイスや学びなどについて、フリートークにより理解を深めるやり方で進めました。

共通した悩みは、ことばの教室などで短期間に終了する親たちを中心として、親の会を想う役員やOBたちの意識が伝わりにくいこと、そのため、親たちの共感を取るにはどうしたらよいか、などを膝をつきつめて話し合いました。
環境は少しずつ変わっても、親の基本的な悩みは変わらないことから、親の会として、まだまだやることはある、という意識がこの研修会で共有されたと感じています。

また、この夏に迫った佐賀で開催の全国大会の成功に向けて、各県の協力体制を確認していきました。研修会終了後は、いにしえの山間にひろがる温泉郷で普段の疲れを癒し、またあすからの頑張りに充電ができました。
                        (九州ブロック担当理事 古城)

ことば277号平成27年1月28日号記事の紹介

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・今回は、難聴について、大きく二つの点から特集を組みました。
 熊本県ことばを育てる親の会会長の古瀬庸祥さん、山口県中途失聴・難聴者協会会長の信木章さん、元札幌きこえの教室教諭の池田寛先生、筑波技術大学の佐藤正幸先生には、お一人お一人の体験に基づき、難聴のある子どもたちの理解と支援について、書いていただきました。それぞれの文章の中に、「人と人が、自己を表し、関わり合い、相互に理解しあう関係の重要性」について、貴重なメッセージが込められていると感じます。
 もう一つは、軽度・中程度難聴児への補聴器購入制度についてです。親の会、関係者の粘り強い働きかけなどにより、ここ数年で全国的に制度が広がってきています。しかし、国としての制度の改定は今後の課題でり、都道府県や市町村の実態状況に様々な差があることも確かです。障がい者の権利条約がわが国でも批准され、社会的モデルや合理的配慮の等の考え方をどのように実現するのかが問われる段階に入ってきました。今後も当事者である子ども達を真ん中において検討する必要性があります。(編集後記より)

ちょこっと寄付のお願い

image年賀状など、書きそんじはがきがありましたら、ご寄付願えませんでしょうか。 一家で数枚の書きそんじはがきも、全国から集まりますと、かなりの枚数になり、 昨年は、63枚の寄付をいただきました。
皆様のご協力をお待ちしております。

送付先

NPO法人 全国ことばを育む会事務局
〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目10番1号 全国たばこビル 6F
TEL・Fax(03)6459-0989
info@zkotoba.jp

全国ことばを育む会 広報部会開く

全国ことばを育む会の広報部会が開催されました。
以下広報部会で確認された内容をお知らせします。
全国ことばを育む会平成26年度・広報部会決定確認事項
2015月1月15日 たばこ会館・全国事務局にて

image1、 この1年間の活動の概要と総括
○わが会を巡る内外の状況について
・「障害者の権利に関する条約」の批准(2014年1月20日寄託日 2月19日発効)
JD藤井克徳常務理事著『私たち抜きに私たちのことを決めないで─障害者権利条約の軌跡と本質』を活用して、わが会として研修を深めていくことの必要を確認
・50年記念全国大会・千葉大会の開催と「大会宣言」の採択(2013年8月)
大会宣言の各項目は、『ことば』裏表紙に毎号掲載することとした
・中学校、高等学校へと「通級の制度化」が進んでいく。就労問題への関心と要求の広がり。制度化は促進されつつあるが、内容の充実は今後の課題。『ことば』でもこの間、「特集」を組んで注意を喚起してきた
・会の構成の変化 「難言の親の会」中心から「発達障がい児の親の会」へ
・医療・福祉面での注目すべき問題。例えは人工内耳の問題、口蓋裂手術の問題など
・全難言協が『きこえとことば研修テキスト─第2版』を刊行

(1)『ことば』の発行について
◇ JKAの補助事業から外れて、会単独の事業となり、発行回数が6⇒4となった
◇ 今年度の4回の内容について
▽「提言」四本─すべて理事長の責任で執筆してきた
▽「特集」274号「ことばの教室担当者の立場から『親の会』を考える」(加藤)
275号「子どもと歩む『親の会』活動」(加藤)
276号「わが子が、私が歩む道~『働く』ステージへ」(藤原、出井)
277号「難聴のある子どもの育ち─理解と支援について」(池田)
▽「読者の広場」 ─ 記事の収集体制を検討していく
▽その他のページについて

(2)ホームページの内容と編集について
◇ 田辺広報部長に入った情報をその都度入力して、更新してきた─アクセス数は順調に伸びているが、情報が一貫性を貫く上では不十分。全国の動きが十分に反映されていない。これをどのように改善していくか。各県と広報部長をメール繋ぐ必要
◇ JDからの障がい者問題全般の情報を知らせる点では、効果的である
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2、 来年度の基本方針と今後の広報部の活動
(1)『ことば』の編集計画と編集体制
◇「提言」の執筆者を複数にできないか ─ この一年間は理事長執筆ですすめる
◇表紙絵の作者を別に検討してみないか ─ 引き続き加藤 恵さんにお願いする
◇「読者の広場」の原稿の収集の担当を決めることはできないか? 当面田辺広報部長が担当者となり、取材網を工夫していく
◇「特集」のテーマについて─四本を決める。
250号以来277号まで、27本の特集を組んできた。内容は、難聴3 吃音3
発達障がい3 口蓋裂1 場面緘黙1 幼児問題2 中学・高校・思春期2 制度・法制1 東日本大震災1 歩んだ道3 親の会活動3 育児・子育て2 50年史1 千葉大会1
※ いまどのようなテーマが切実に求められているか?を議論。今年一年の発行計画、「特集」テーマ、担当者を以下のように決定した。テーマ名は仮題。今後の検討によって、大幅に内容が変更されることもある。発行日や通巻号数などは、ZSZで最終確認されるので確定ではない。
▽278号=5月28日付け(予定)「障害児の療育・教育と医療の最新状況」 人工内耳、口蓋裂手術、薬の使用など(担当・池田)
▽279号=8月28日付け(予定)「子どもを真ん中に親・親の会と先生か三人四脚で歩む」活動を追って─広島の吃音カフェ、群馬、滋賀、東海など(担当・出井、藤原)
▽280号=11月28日(予定)全国大会佐賀大会と各地の親の会の50周年に至る特色を追って。岩手、北海道、山口などが考えられる。(担当・田嶋、藤原、出井)
▽281号=1月28日 「障害者権利条約」の立場から、教育、福祉、「親の会」活動の今後を考える。管理職経験者、難言の現場、親の会活動の当事者などから執筆者を検討していく(担当・加藤)
◇ テーマを選択するにあたってあらかじめ示したのは以下の通り。 ①障害者権利条約を活かした新しい角度からの運動についての問題提起 ②医療の進歩と問題点(例えは人工内耳、口蓋裂手術問題など)③親の会と担当者との連携(パートⅡ)④肥後講演、山口講演のような示唆的な役立つ内容の紹介など ⑤50周年を迎えた全国各道県の取り組みを全体として紹介する などから四本を選び、担当を決めて取りかかる。

◇事実上の編集長を加藤が約9年務めてきた。①自宅でやるという制約 ②印刷所との連携で距離的な困難 ③個人の経費が結構かかっている などのデメリットがあり、来年度から東京事務局で池田先生を中心に編集体制を移行してはどうか?という問題提起をうけ、東京事務所を起点に、池田先生に編集の軸を置くことを確認
◇担当者は、関係者とも協議の上、発行日の三カ月前を目処に「編集企画案」を作成して、
広報部員にメールで送信し、参考意見をもらいつつ、編集作業にかかることとする。池田、加藤両名で、編集作業の取りまとめを進めていく。「提言」と「表紙・表紙絵」は値加藤の責任で完成して、印刷所に送る。
◇ 原稿料はわが会の予算規模が弱小で、計上できない。執筆者にはあらかじめ、その点
を明確に述べて、『ことば』誌を希望に応じて10冊から数10冊規模で差し上げることとする。

(2)ホームページの編集とその内容について
◇田辺広報部長を中心にしつつ、情報の集中、取材の体制を改善していく
◇各県の細かい動きまで反映していけるように、どう改善していくか。
◇補助事業の結果のアップ