ことば279号 平成27年8月28日号記事の紹介

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今回の特集は、「子どもを真ん中に親と先生が三人四脚で歩む活動を追って」というタイトルを付けました。これは、私たちNPO法人全国ことばを育む会の合言葉です。

各地の親の会が50周年を迎えています。通級指導教室の法的な整備は、以前よりも整ってきてはいます。教室や学級の数、通級する子ども、担当する先生の数も年々増加しています。しかし、一方で草創期のあの熱い想いや活動、親と先生方が助け合ってきた関係は、現在、どのような状況にあるのだろうかというのが、特集を組んだ理由の一つになっています。

全国的に、そして各地それぞれ、様々な課題があります。担当教員の加配の数を減らそうという国の審議会の声も聞こえてきます。決して、現状は楽観できません。

今回の特集には、各地で、真摯に積み重ねてきた実践が報告されています。悩みながらも助け合ってきたこれらの実践が、私達の進むべき方向への大きなヒントを示してくれているように思います。(編集後記より)

なお「提言」では、「通級指導教室の先生を守ろう」と題して、「子どもの数が『自然減』しているから、加配教員を減らす」という財政制度審議会の主張を厳しく批判し、「いまこそ親の会の出番」と訴えています。

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