・今回は、インクルーシブ教育や合理的配慮に焦点を当てた特集を組みました。
・東北福祉大学の大西孝志先生には、インクルーシブ教育の歴史的な経緯や基本的な概念、実践に向けて考慮すべき事柄等について分かりやすく解説していただきました。特に学校教育における合理的配慮のポイントとなる4つの視点は、教育関係者のみならず、共生社会の形成を願う全ての人々に確かな視点を示してくださるものではないでしょうか。
・また、群馬県の3人のお母さん方の手記は、合理的配慮が実際の子ども達の生活や学習場面でどのように実現されていくのか、その課題とは何か、お母さん方の願いは何かを率直に伝えて下さっています。
・広島県の中村比路美先生は、通級指導教室の担当者としての教育実践から、難聴と吃音のそれぞれのお子さんの具体例を示す中で、合理的配慮が個々によって異なり、子ども本人を含めた関係者同士の対話が大切であることを改めて示して下さいました。
・今回の特集の3つのレポートは相互に関連し合っていて、合理的配慮を考える上で、私達に大きな手掛かりとなると思われます。
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